本日は、お忙しい中、多数のみなさまに任天堂カンファレンスにお越しいただき、本当にありがとうございます。
社長の岩田でございます。


本日は、この年末から来年頭にかけてのソフト展開について、お話しさせていただきますが、それに先立ちまして、過去3年弱の間に起こった市場の大きな変化についてお話ししたいと思います。 私達任天堂は、ゲームが高度に成熟していく一方で、特に日本のゲーム市場において、ゲームを遊ばれるお客様の数が減少しているのではないか、という危機感を持ち、それに対応するため、


「ゲーム人口拡大」を基本戦略として掲げ、従来とは異なる方向で新しい製品の提案を続けてきました。


ゲーム人口拡大の第1のステップとして、我々は2004年12月に


まったく新しい携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSを発売しました。
そして、Touch! Generationsソフトの展開、ニンテンドーWi-Fiコネクションを生かしたソフトの展開をはかり、2006年3月にはニンテンドーDS Liteを発売しました。