【背景】はい・けい Background

突如発生した異次元に通じる扉(ゲート)の影響で
地球の汚染が進み、
生存の場を失いつつある人類。
最後に残された人工島アークにも、
ついに汚染の影響が及び、
その命運は今にも尽きようとしている。

[見えざる侵略者]キメラ

2043年
地球に隕石が落下し、ワームホールが出現。
「ゲート」と呼ばれる小型のワームホールが世界各地に発生し、世界は崩壊の一途を辿る。
ゲートから現れたのは、地上のあらゆる物を汚染し、ワームホールの向こうへ
引き込もうとする異形生物たち。
肉眼では捉えることはできないその侵略者たちの存在を、多くの人々はまだ知らされていない。
このことは特務局ネウロンと警察上層部だけが知る、トップシークレットである。

[Keyword]偏移体

汚染の影響を受けるのは、地球の環境だけではない。キメラから攻撃を受ける、ゲートから吹き出す瘴気(しょうき)にあてられるなどして、汚染された人間は、「偏移体」と呼ばれる怪物に変化する。偏移体に意思はなく、無差別に暴れまわって周囲の人間にも汚染を拡大する。

[キメラの巣食う異世界]アストラル界

ワームホールの向こう側に存在する
広大な世界は、「アストラル界」と呼ばれる。
現実世界とはまるで異なる亜空間であり、
細かなキューブ状の物質が寄せ集まり、
壁や床を構成している。
そのキューブは、宇宙に存在するさまざまなものを情報に分解し、凝縮してできたものとも言われているが定かではない。

ARC

[人類最後の地]巨大人工島「アーク」

ゲートの発生はとどまることを知らず、地球の9割が汚染されるという危機的状況に発展。
生き延びた人々は巨大人工島「アーク」に逃れることで、ひとときの平和を享受していた。
しかし隕石落下から10年。
ついにアークにもワームホールが出現し、汚染による影響は着実に人々を蝕みつつある。

  • 第33地区 大きな繁華街「ハーモニースクエア」を擁した娯楽エリア。
    劇場や、ショップが立ち並ぶ。ここにいると、地球が滅亡の危機にあるということを忘れてしまいそうになると言われる。
  • 第32地区 巨大ショッピングモールを中心に多くの店が立ち並ぶ商業エリア。
    「アークモール」はアーク最大のショッピングモールだが、ゲート発生による汚染の影響で、休業を余儀なくされている。
  • 第09地区 かつて大規模な汚染が発生したため、他の地域から隔離された封鎖エリア。
    取り残された人々の中でも、廃ビルの屋上を占拠し、集落を築いている者たちは「アッパーズ」と呼ばれている。

[人類最後の希望]ネウロン

正式名称「特務局 特殊災害対策課 ネウロン」。
キメラの脅威に対抗するべく設立された
警察の特殊部隊。
行動の拠点となる本部は、
警察庁の地下に設置されている。

  • 司令室 大きな作戦の前には、ここでブリーフィングが行われる。
    隊員たちが事務作業を行うための座席も置かれている。
  • 技術班 主人公の武器の強化、キメラとの戦いに必要なサポートアイテムの購入ができる。
  • ロッカールーム 出勤したネウロンの隊員たちはここで制服に着替え任務に就く。
    出動前の着替えも自由。
  • 訓練場 ネウロン専用のトレーニングルーム。
    アイリスと連動するMRトレーニングが特徴。
    キメラとの戦闘方法やレギオンの制御方法を訓練できる。
  • 医務室 ネウロン隊員専用の医務室。
    キメラやアストラル界に関する研究施設から出向した医療員たちが待機してくれている。
  • ヘリポート 警察庁庁舎屋上。
    出動に備えて常時ヘリが待機している。
    ネウロンの隊員たちは、ここからアーク各地に出動する。