フィールドマップの攻略は、「オウガバトル64」の中心的な要素です。部隊の編成も、マップ攻略というミッションの成否を左右するための準備の一つに過ぎません。 フィールドマップにどう対処し攻略するか、それを以下に解説します。 |
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作戦会議によって戦況を把握した主人公(=プレイヤー)が本拠地に部隊を構えると、眼前には広大なフィールドマップが広がります。 パラティヌス王国の各地域を立体的な3Dポリゴンモデルの使用により再現したフィールドマップは、その地域の地形や現在の戦局を、あたかも実際の世界の上にいるかのように表現しています。 フィールドマップを見下ろす視点は三段階に切り換えることができます。より見やすい視点を選んでプレイして下さい。 |
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各マップには敵味方とも本拠地が設定されています。 敵の本拠地を制圧すると、ミッションクリアとなります。逆に、味方の本拠地が制圧されると、その時の戦局に関わらずゲームオーバーとなります。 味方の部隊は全て本拠地から派遣されます。初めは、マップ上には主人公のユニットしか出撃していません。Rトリガーボタンでメインコマンドを選んだ後、「派遣」コマンドで出撃させるユニットを選びます。味方ユニットは、全部で10ユニットまで派遣することができます。 |
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派遣したユニットには、部隊コマンドによって個別に指令を与えます。 フィールド上でユニットにカーソルを合わせると部隊コマンドのメニューが表示されます。 部隊コマンドは、大きく4つのコマンドに分かれます。
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青い色調で統一されている味方のユニットに対し、赤色をしているのが敵のユニットです。 敵のユニットにカーソルを合わせると、そのユニットのステータスが表示されます。 まだ交戦していない敵ユニットは、ステータスの一部が隠された状態になっています。 |
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※派遣中の制限 派遣されたユニットには、フィールド上の部隊コマンドに含まれないコマンドのほとんどを実行できません。 それらを行うには、本拠地に戻って「行動」コマンドの「撤退」コマンドでユニットを未派遣の状態にする必要があります。 主人公がリーダーのユニットを「撤退」させることはできませんので、編成画面でしかできないコマンドは、ワールドマップの編成画面で済ませておきましょう。 |
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マップ上には、攻略の足がかりとなる町・砦・城などが点在しています。それらをまとめて、拠点と呼びます。本拠地は拠点の一つです。マップ攻略は、まず他の拠点へと向かうことから始めます。 マップ攻略開始時点で、フィールドに存在する拠点には、味方の拠点/敵の拠点/中立の拠点の3種類が存在します。 左から……味方の拠点(青)、敵の拠点(赤)、中立の拠点(黄) |
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拠点では、そこに駐留するユニットに多くのメリットを与えます。 主に部隊コマンドの「拠点・コマンド」から実行できます。 |
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HP・疲労度を回復する 拠点上に駐留するだけで、キャラクター全員のHPや疲労度を回復することができます。回復の程度は拠点にとどまる時間に比例します。 |
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民衆から話を聞く 「拠点に入る」コマンドで、その拠点に住む民衆の声を聞くことができます。 それらの中には、攻略の重要なヒントも含まれます。攻略後もう一度訪ねると違う話も聞けるかも知れません。 |
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ショップ ショップの存在する拠点では、消耗品アイテムや装備品アイテムを購入することができます。 特に装備品はショップにより品揃えが違うようです。各地のショップを訪ねてみて下さい。 |
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魔女の館 魔女の館では、戦闘不能になったキャラクターを回復させることができます。ただし相応の費用がかかります。 どの拠点に魔女の館があるかは、攻略の重要なポイントとなるでしょう。 |
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他のユニットとキャラクターやアイテムを交換できる 「拠点・コマンド」から、ユニットのキャラクターやアイテムを交換することができます。 |
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敵の拠点や中立の拠点に到達すると、即座に味方の拠点に変化させることができます。これを解放または制圧と呼びます。 「解放」となるか「制圧」となるかは、到達したユニットと拠点の相性に左右されます。 拠点にはそれぞれMORALITY(モラル)と言う数値が設定されており、このモラルとユニットのアラインメントの平均値とが近いほど「解放」となり、平和的に味方の拠点となったことを示します。 なお、味方がそうであるように、敵のユニットも味方の拠点を制圧に向かってきます。敵の接近に備えて、本拠地を初めとする味方の拠点には、なるべく味方ユニットのどれかを駐留させておくようにしましょう。 |
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ユニットを移動させ、マップ攻略の最終目標である敵本拠地へ部隊を進めます。 移動は、部隊コマンドの「行動」で行うことができます。 |
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ユニットには、周囲の状況を把握できる範囲の限界が存在します。これを視認範囲と呼びます。 視認範囲外の情報は、既にわかっている情報(地形や拠点の位置など)しか得ることはできません。 攻略のためには、ユニットを移動させて未知の範囲の情報をできるだけ早く集めることが勝敗の鍵となります。 |
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視認範囲は円形の印で表されます。前方に広く、後方は極端に狭くなっています。そのため、ユニットの向きに気を配り、あらゆる方向を視認範囲の中に収めて、見落としのない様にしましょう。ユニットの向きは、「移動」か「方向」のコマンドで決めることができます。 なお待機時のユニットは、接近してくるのが見える敵ユニットに対しては、自動的にその方向を向くようになっています。 視認範囲の狭い背後からの敵の接近は近くまでわかりません。 |
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「移動」コマンドにより移動目標を決定すると、ユニットはその移動タイプに応じて最適のルートを自動的に選択して進んでいきます。 移動目標を決定する前に、経由地を2カ所まで設定することができます。これにより、移動ルートをより細かく指定できます。 |
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「行動オプション」コマンドは、移動時・待機時(=停止時)それぞれの場合にどう敵ユニットに対応するか、を指示するコマンドです。これにより、敵ユニットへの対処をある程度自動的に行うことができます。 以下の行動オプションを、戦況に応じてうまく使い分けて下さい。
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ユニットの移動タイプは、ユニットを構成するキャラクターの移動タイプによって決定します。特殊な地形に対応した移動タイプほど優先順位は低くなります。 ユニットの移動タイプは「得意とする地形」であり、移動(ルート選定や速度)と戦闘に影響します。
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多くのユニットを派遣すれば、各ユニットのステータスの状況には常に気を配っていなければなりません。それらは部隊コマンドの「ステータスを見る」でチェックすることができます。 以下には、各ユニットのステータスを確認する上での注意点を記します。 疲労度 移動を続けると、移動中のユニットのキャラクターには少しずつ疲労が溜まり、戦闘能力が低下していきます。ユニットやキャラクターの疲労度はステータスに黒の旗のマークで表示され、疲労が溜まるにつれ下から赤くなっていきます。 疲労は拠点にしばらく駐留するかキャンプをすれば自然に回復しますが、無理な行軍で疲労がピークに達すると、移動の途中でもキャンプを張って休んでしまいます。キャンプ中に敵に襲われると、寝込みを襲われることになるので危険です。 検索ウィンドウ ユニットの位置や状況を一覧するには、フィールドでLトリガーボタンを押すことで表示される検索ウィンドウを活用して下さい。 ここには、味方ユニットのリーダー名と行動状況のリストの他、L/Rトリガーボタンを押せば各拠点のリストや判明している敵ユニットのリストも表示されます。リスト上で選んでAボタンを押すと、そこまで自動的に移動し、それらの情報を見ることができます。 またユニットのリストでは、スタートボタンを押すことで、ユニットのリーダー名の横の行動状況マークを疲労度表示と切り換えることができます。 検索ウィンドウの切り替えで、様々な情報を一覧できます。 |
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フィールド上では常に時間が流れています。やがて夜になり再び朝が訪れる様子は、実際の世界とそっくりです。 ゲームを進めるうちに、昼と夜の違いにより大きく戦局が左右される事もあるかも知れません。 朝になり、夜が来て、また朝に…… |
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