Nintendo Switch : METROID DREAD
Vol.08
探索の舞台 惑星「ZDR」

寄生擬態生物X存在の確認および、
現地で消息不明となったE.M.M.I.たちの調査を行うために
サムスが派遣されることとなった惑星「ZDR」。
今回は、『メトロイド ドレッド』の舞台となる惑星ZDRのエリアの一部と
そこに生息する生物についてくわしく解説いたします。

惑星ZDR

人類未踏の惑星であったが、その気温、湿度、大気成分、重力といった条件は、
かつてサムスが訪れた惑星「SR388」と非常に近しい。
その地中深くは幾層ものエリアに分かれており、エリアごとに特徴や原生する生物が異なる。
エリアごとをつなぐシャトルやエレベーターをはじめ、惑星のいたるところに鳥人文明が存在しており、
かつて鳥人族が居住していたと思われる。

アルタリア

謎の鳥人族に襲われたサムスが目覚めた場所。
ZDRの最深部にあたる洞窟のようなエリアで、低温環境なども散見される。
また、エリア上層部には惑星のエネルギー源となるマグマも有している。

クライダ
ZDRに生息する陸生の四足歩行型生物。
サムスに対し積極的に攻撃を仕掛けるようなことはないが、サムスが触れた場合は弾かれてダメージを受けてしまう。堅い装甲は持っておらず、どのパーツに攻撃をしても有効。
プライ
大きな目玉のような頭部を持つ小型の飛行生物。
サムスを感知すると追尾してきて、狙いを定めて大きなトゲのついた尾で突進攻撃を仕掛けてくる。複数匹で群れをなしていることもある。体が小さく動きも細かいためワイドビームが有効。
ムズビ
重い両腕を持つ中型の陸生生物。
アルタリアに生息する生物の中では大きい部類。腕を後方に引きずるように歩く。暗闇で進化したため、顔のようなものはない。ゴツゴツと硬い皮膚を持ち、耐久力が高いため、ミサイルやチャージビームのような威力の高い攻撃が有効。腕を振りかぶった瞬間に、脚の間をスライディングして抜けることができる。
開発チームレポート
アルタリアはサムスの探索がスタートするエリアです。
比較的広いエリアですが、ゲームスタート直後では入れないゲートなども多くあります。そのため、ゲームを進めてパワーアップをしてからも訪れることになりますので、気になる場所があればマップにマーキングしたり、Nintendo Switchの本体機能で画面を撮影したりするなどして記録に残しておくといいかもしれません。

カタリス

アルタリアの高温マグマを惑星内の各地に循環させる、中央システムが存在する溶岩エリア。
ZDRでは、マグマを惑星中に供給、循環させることでエネルギーを発生させ、さまざまな施設を稼働させている。
いたるところから高温のマグマ水蒸気があふれており、通常のスーツでは入ることができない高熱地帯なども存在する。

ヴァルクラン
床面だけでなく壁や天井などに張り付いて移動する小型生物。
その体内には高温のマグマを蓄えており、危険を察知するとこれを吐き出してくる。マグマ弾は数が多く避けづらいため、攻撃態勢に入る前に遠距離から狙撃することが有効。
オートクラスト
鳥人族のテクノロジーで生み出されたと思われるロボット。
左右両側に大きなシリンダーを持ち、点火した両シリンダーを地面に強く叩きつけ爆発を起こし、地面に沿って炎を噴出させる。攻撃直前にスキがあるので、素早くダッシュメレーを叩きこむことでスタンさせることができる。
オブシドミソン
溶岩の近くに生息する岩石生物。
通常時は鉱石のような形状でじっとしているが、サムスを検知すると戦闘形状に変化する。しばらくチャージしたあと放つ高温のショットガンのような攻撃は、地形を貫通するため注意。
開発チームレポート
いたるところに高温のマグマがある溶岩区域。高温に耐えられるバリアスーツがないと、多くの部屋で熱ダメージを受けてしまいます。
また、マグマを使った「サーマルエネルギー」を動力として供給することで、新たな道が開く仕掛けもあります。実はサーマルエネルギーが供給される先は、供給パイプの中の溶岩の動きをしっかり見るとわかりますので、探索のヒントになると思います。

ダイロン

さまざまな研究がされていたとされる生体研究所エリア。
鳥人族のテクノロジーで開発されたと思われるロボットが多く存在する。
一部停電していて、敵の姿が見えづらい危険な区域もある。

オートシャープ
サムスが検知されると、ドックから発射される機械型の敵。
外側には強力なエネルギーブレード(刃)の付いた回転部分があり、それらが車輪のように回転し動力となると同時に、触れたものにダメージを与える。ボムに触れるとボムの爆発によって上に弾かれる性質がある。
オートスナイパー
スナイパーレーザーライフルが乗った小型狙撃ロボット。
地面だけでなく、壁や天井も走行することができ、あらゆる角度からターゲットを狙い撃ちすることができる。レーザーのダメージは高く、脅威となるが、発射直前にメレーカウンターのチャンスがある。壁や天井にいる場合は空中メレーが有効。
アーマディガー
ZDRに生息する凶暴な四足歩行型生物。
サムスを感知すると猛烈なスピードで突進してくる。ジャンプなどでかわしても、素早く方向を変え再度突進を仕掛けてくる。メレーカウンターで立ち向かうか、突進の射線上の外からの攻撃が有効。
開発チームレポート
ダイロンには鳥人族のテクノロジーにより開発されたと思われるロボットがたくさん登場します。
ロボットの敵は装甲が厚く、チャージしたビームかミサイルでないとダメージを与えられないため、敵の攻撃の隙をつく「ダッシュメレー」をうまく使えるかがこのエリアのポイントになります。

バルエニア

下層半分はほぼ水没している海洋研究所エリア。
水中では他のエリアでは見ることのできない、さまざまな海洋生物が生息している。

バタルーン
ZDRに生息する水中生物。
フワフワと水中を漂っているが、サムスに撃たれるとゆっくりと寄ってくる。見た目に反して耐久力が非常に高いため、注意が必要。
ディジアン
小さなクラゲのような形をした海洋生物。
常に複数からなる群れを形成している。一体一体は弱いが、数が多いので素早く倒していかないと追い詰められることも。
スラーガ
背中に黄色のコブを持つ生物。
サムスを検知すると、コブに溜めてある酸の弾を発射してくる。その狙いは非常に正確なため、ジャンプやフラッシュシフトで避けるほか、射撃やメレーカウンターで弾を破壊するなど、素早い判断が必要となる。
開発チームレポート
バルエニアはそのほとんどが水没しているエリア。
通常のスーツでは機能が著しく低下し、機敏に動くことができませんが、逆に水棲タイプの敵は素早い動きでサムスを追い詰めます。
グラップリングビームをマグネットサーフィスに放つと、その壁まで素早く移動することもできますので、この機能を補助的に使うことで多少は機動性が確保できるでしょう。

ガヴォラン

地表にかなり近く、太陽の光も天井から差し込んでいる地下森林エリア。
自然が多く、植物のような生物や、古代からZDRに土着している古代生物などが生息している。

ヘカソン
ZDRに遥か昔から存在している大型の古代生物。
木々や植物の間を飛行している姿を目にすることがある。さまざまな物質を"特異な粒子"へと変換し、それを食する能力をもつ。サムスに対して積極的に攻撃してくるようなことはあまりないが、攻撃を受けると怒って分解光を放射してくる。他の敵に対して撃った流れ弾が当たったりしないように注意。
ヤムパ
蜘蛛のような形状をした生物。
通常、顎は閉じた状態で体の下に覆われているが、攻撃時は口を大きく開いて勢いよく獲物に向かっていき、強力な噛みつき攻撃を行う。段差の移動ができないため、地形を利用することで有利に戦闘ができる。
クエツォア
ZDRに生息する昆虫のような中型の飛行生物。
サムスを検知すると位置を捕捉してすさまじいスピードで突進してくる。スピードが速いのでカウンターは簡単ではないが、成功すれば大きな攻撃チャンスとなる。フラッシュシフトやスライディングなどでうまく立ち回りながらミサイルを撃ち込んでいくのも有効。
開発チームレポート
ガヴォランは他のエリアに比べ文明的なものは少なく、太古から自然に任せてその姿を変化させてきたエリア。そのため、連続ジャンプをしなければ進むことのできない足場の狭い地形や、部分的な水没地帯なども存在し、サムスの身体能力やアビリティをフル活用して臨む必要があります。

フェーレニア

かつて鳥人族たちが儀式などを行っていた聖域のようなエリア。
今では完全に廃墟となっている。

開発チームレポート
自然環境と人工物が共存していた他のエリアとは異なり、フェーレニアの内部のほとんどは鳥人文明による人工建造物です。
この朽ち果てた聖域でサムスは何を見るのか。
あまり多くは語れませんが、ZDRには他にもエリアが存在し、サムスはこれら複数のエリアを行き来しながら探索を進めることとなります。