1986年に『メトロイド』が
ファミリーコンピュータ ディスクシステムで
発売されてから、今年で35年。
過去の2Dメトロイドシリーズに触れたことがない方や、久しぶりにプレイするという方のために、
どのようなゲームなのかを
7つのポイントに絞ってまとめました。
メトロイドシリーズの主人公。
屈強なパワードスーツの中は女性だが、その正体を知るものは限られている。
銀河を揺るがすような数々の事件を単身で解決してきた
超スゴ腕のバウンティハンターで、「銀河最強の戦士」と言われている。
- 開発チームレポート
- サムスのことは「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズでご存知の方も多いのではないかと思います。ちなみに、スマブラに登場する「ゼロスーツサムス」というのは、サムスがパワードスーツをまとっていない姿です。
今回のサムスのスーツはこれまでとまたガラッと変わっています。こちらは前作『メトロイドフュージョン』で、寄生擬態生物「X」に侵されたスーツの除去や、メトロイドワクチンの投与により、大幅に形状が変化した有機的なスーツが、少しずつ以前のサムスが身に着けていたメカニカルなパワードスーツに戻りつつある姿……という設定です。
他の生物に取り付き、エネルギーを吸収する恐るべき能力を持った浮遊生命体。
元々は惑星「SR388」で発見された危険な寄生擬態生物「X」を駆逐するために
鳥人族によって人工的に作られた。
軍事利用可能なその能力をめぐって、過去にさまざまな事件の発端となった。
銀河連邦より「メトロイド
唯一、誕生した際の「すりこみ」によって
サムスを母と認識していた「ベビーメトロイド」だけは連れて帰るが、
結果として、それは直後のスペースパイレーツとの事件の原因となってしまうのだった。
そしてスペースパイレーツとの闘いの中で、ベビーメトロイドはサムスを救うために命を落とすこととなる。
その後のサムスの活躍により「メトロイド」は完全に絶滅し、
『メトロイド ドレッド』時点では銀河に存在していない。
- 開発チームレポート
- シリーズを経験されてない方はご存知ないかもしれませんが、このクラゲのようなキャラクターがメトロイドです。サムスのことをメトロイドと思っている人もいたんじゃないでしょうか?
ちなみに、メトロイドの名前の由来は鳥人族の言葉で「最強の戦士」という意味です。
メトロイドはこれまでのストーリーですでに絶滅しており、存在はしないはずですが、今回のストーリーにどのように絡むのか、予想をしてみても面白いかもしれませんね。
メトロイドシリーズは1986年に「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」の
『メトロイド』からスタートし、今年で35年と長い歴史を持っている。
中でも2Dのメトロイドシリーズは、サムス・アランと浮遊生命体メトロイドを中心とした
エピソード群となっており、今回の『ドレッド』はこの奇妙な関係に終止符をうつ、
2Dメトロイドシリーズとしての一区切りとなる作品。
- 惑星ゼーベスでのスペースパイレーツとサムスの闘いを描く。
ゲームボーイアドバンスで発売された『メトロイド ゼロミッション』は本作のリメイク作品。
「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」で遊ぶことが可能。
- 惑星SR388で確認されたメトロイドを殲滅するため、銀河連邦はサムスを派遣する。
ニンテンドー3DSで発売された『メトロイド サムスリターンズ』は本作のリメイク作品。
- 舞台は再び惑星ゼーベス。復活したスぺースパイレーツによって強奪されたベビーメトロイドを奪還するためサムスは戦地に向かう。
「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」で遊ぶことが可能。
- 研究施設「B.S.L.」にて、生物に寄生したのちに殺害し、コピーしたDNA情報をもとに宿主の姿に完璧に擬態する恐ろしい寄生擬態生物「X」との戦いを描く。
フルスペック状態のサムスの擬態である「SA-X」も登場。
※日本では2003年に発売
- 開発チームレポート
- 初代やⅡのリメイクである『ゼロミッション』や『サムスリターンズ』なども制作しましたが、完全新作としては19年ぶり、シリーズ全体の35年という歴史の中でも半分以上となる期間もお待たせしてしまいました。
その分、温めてきたネタを存分につぎ込んでいますので、みなさんに驚きをもって体験いただけると思います。
ゲーム冒頭にこれまでのストーリーのまとめが入っていますので、これまでのシリーズを体験したことのない方でも十分に楽しめますよ。
ちなみに、スペシャルエディションには過去作の設定資料やパッケージ型カードなども付属します。こちらで内容確認ができますよ。
メトロイドシリーズの特徴は、「ステージクリア型」ではなく、
迷路のように入り組んだ広大なマップを冒険する「探索型」のアクションゲームであること。
新しい武器やアイテムを入手しながら行動範囲を広げ、目的地や脱出経路を探索することが目的となる。
過去作ではセル型でしか表示されていなかったマップも
地形まで把握できる詳細型マップへと進化しており、多くの情報をマップから得ることができる。
- 同種類のアイコンをすべてのエリアマップでハイライトさせてみることができる。
アビリティを入手して新たに通れるようになった場所を探す際などに、役に立つ新機能。
- マップ上の気になる箇所に異なる色のマーカーを最大6個置くことができる。
マーカーの位置はゲームプレイ中のミニマップ上にも表示される。
- マップ画面ではズームアウト、ズームインが可能。
- マップ上で光っている場所には範囲内に隠しアイテムがあるということを教えてくれる。
- 通常ゲーム画面時、方向ボタン←を押すと、画面右上に表示されるミニマップの表示範囲を少しだけ広げることができる。
- 開発チームレポート
- メトロイドシリーズは「探索」のゲームですので、その根源となるマップはもっとも重点を置いたポイントの一つというのは言うまでもありません。今回は従来のマップから、見た目、機能ともに大幅にパワーアップしており、これまで以上に探索がしやすくなっていると思います。
また、今作はシリーズの中でもかなり自由度の高い探索が可能になっているので、プレイヤーによって異なる攻略ができ、何度も繰り返しあそぶことができるようになっていますよ。
サムスは通常の攻撃である「ビーム」、数に限りがあるが強力な「ミサイル」、
壁をも破壊する「ボム」など、さまざまな武器を扱う。
それに加え、サムスの基本的な身体能力や特殊能力なども、
探索を進める中で加速度的にパワーアップしていく。
はじめは封鎖されているゲートや、自由に身動きすることが困難なステージも、
パワーアップして打開することで先に進むことができるようになる。
- 開発チームレポート
- サムスがパワーアップするたびに、攻撃力や機動力が大幅に上がることに加え、新たに開くことのできるゲートや壊すことのできる壁、通ることのできる通路などが増えていきます。
それにより、今まで何気なく目にしていた道や仕掛けがまるで違うように見えてくるなど、サムスと一緒にコントローラーを持つプレイヤーの皆さんも成長しているという感覚を持つことができると思います。
銀河の調和を種の目的とし、高い知性と優れた技術力を持つ種族。
かつては知力と武力の両方を兼ね備えた強大な種族だったが、
長い年月の中で種として衰えていき、
今ではごく少数確認されただけで
銀河の表舞台で目にすることはほとんどない。
今でも当時の鳥人文明の遺跡などが銀河の各地で発見されている。
- 開発チームレポート
- 実はサムスのパワードスーツやアームキャノンといった装備は、鳥人文明のテクノロジーです。
サムスは幼少の頃、とある事件で親も家も失い、惑星ゼーベスの鳥人族に育てられました。その際、人類にとっては過酷な環境にも適応するため、鳥人族のDNAを移植されています。
今回の舞台となる惑星ZDRにも鳥人族の文明がいたるところに存在しており、何かの形でストーリーに関係してくるのかもしれません。
宿主に寄生し、宿主を殺し、さらにそのDNA情報から宿主そっくりに擬態することができる。
ありとあらゆる生物に、生死関係なく寄生できる最強最悪の生物。
メトロイドは、このXを殲滅するために鳥人族に作られた。
サムスの活躍により、惑星SR388ごと宇宙のチリとなった。
- 開発チームレポート
- 今回のストーリーは、『フュージョン』でサムスを苦しめたXが存続しているかもしれない?という情報から始まっています。
Xが存在するのか? それとも別の「何か」なのか? ぜひその目で確かめてみてください。