『メトロイド ドレッド』発売からしばらく経過しましたが、ZDRの探索はお楽しみいただけていますでしょうか。
今回は「ドレッドレポート」の番外編として、すでに体験された方のご意見を元に、
発売後だからこそ教えられる“探索のヒント”をご紹介いたします。
中にはネタバレになってしまうようなヒントもありますので、
自力で進めたいという方は「開発チームレポート」だけをご覧いただくことをおすすめします。
ミッションログでは、これまで獲得したアビリティや撃破したボスといった進行状況を確認できるだけでなく、
アダムからのメッセージ内容やゲームのチュートリアルを読み返すこともできます。
直前に習得したアビリティやアダムのメッセージが、次に向かう場所の大きなヒントとなることが多いため、
まずはミッションログの確認をおすすめします。
ストーリー上、通るべき隠しブロックの先には、射撃できそうな敵がいたり、通路が見えていたり、
怪しい音が鳴っていたりと、何らかのヒントが必ずあります。
また、マップ上に表示された白い“手”の形をしたアイコン「インタラクティブデバイス」は、
操作することでマップ上に何らかの変化を与え、新たなルートが出現することがあります。
『メトロイド ドレッド』を攻略するには、さまざまなエリアを行ったり来たりしつつ、
マップ機能を駆使しながら探索を進める必要があります。
新しいアビリティを手に入れたらマップ画面のアイコンハイライト機能を使い、
新たに進めるようになったゲートや壊せるようになったブロックなどを調べてみると、
次に行く道がわかるかもしれません。今いるエリアのマップだけではなく、
ほかのエリアのマップでもアイコンがハイライトされるので、探索に非常に有用な機能です。
また、新たなアビリティを入手し探索したものの、進める道がもうなくなってしまった……と思ったら、
これまでのエリアに戻って探索してみることも有効です。
- 開発チームレポート
- 「メトロイド」シリーズは「探索」を楽しんでいただくゲームのため、迷うことも想定済みとして制作しています。ゲーム画面だけではなく、マップ画面やミッションログの中にもヒントは隠されていますので、画面から読み取れるさまざまな情報を元に探索をお楽しみください。
いくら迷っても、必ず進める道があるはずです。
『メトロイド ドレッド』では、クリアまでに要したプレイ時間に応じた「エンディングリワード」が用意されており、
早くクリアすることができれば、より多くのリワードを入手できます。
ちなみに、クリアタイムはマップを開いているときはカウントされないため、マップ確認時は焦る必要はありません。
また、ゲームオーバーになった場合もリトライのたびに加算されるのではなく、
再開した時点からのカウントになりますので、じっくりと攻略してみてください。
一度クリアすると、さらに過酷な条件で探索する「ハードモード」が登場します。
ハードモードで入手できるエンディングリワードは、ノーマルモードのものとは異なります。
なお、ノーマルモードとハードモード両方のリワードを集める場合は、
同じセーブファイルでプレイする必要があるのでご注意ください。
元のセーブファイルを残したい場合は、別のファイルにコピーするのがおすすめです。
また、各エリアに隠されたアイテムの回収率を100%にすることで、
1枚ずつ「チョウゾアーカイブ」というリワードを獲得することができます。
- 開発チームレポート
- 「メトロイド」シリーズは伝統的にクリアタイムによってごほうびが変化する仕組みにしており、いろいろな探索ルートでクリアできるように設計しています。
今回のレポート内で紹介するテクニックを駆使することで、通常とは異なるルートでクリアすることもできますので、2周目、3周目をお楽しみいただけると嬉しいです。
ファントムクロークを使用するとサムスは透明になりますが、敵に当たらなくなるわけではありません。
E.M.M.I.の進行ルート上にいたり、すでにロックオンされている状態で
使用したりしても捕まってしまいますのでご注意ください。
後ろに壁がある行き止まりなどであれば、E.M.M.I.はサムスがいないことを確認して離れていくので安全です。
行き止まりではない場所でも使うこともあるとは思いますが、
その場合はファントムクローク状態のまま移動して、安全な場所を確保しましょう。
なお、ファントムクロークは実は通常の敵に対しても有効です。
特にサムスのエネルギーが低く瀕死の場合なども敵に見つからずに進めるため、役に立つこともあるでしょう。
ストームミサイルはRボタンを長押しすることで発動できます。
立ち止まってフリーエイムを使うと敵のロックオンがしやすくなりますが、
実はフリーエイムに必ず入る必要はなく、Rボタンを長押しするだけでロックオン可能状態になります。
そのまま正面の敵をロックオンしたり、ランニングフリーエイムで走りながら敵を狙ったりすることで、
より使いやすくなるでしょう。
また、電撃をまとい、ほかの攻撃が通用しない状態の敵にもダメージを与えられます。
フラッシュシフトは前後に高速で移動することのできるエイオンアビリティです。
方向を入力しながらAボタンを押すことでその方向に発動できますが、
先にAボタンを押してからサムスが向いている方向と逆方向を入力すると、
敵に背を向けずにバックステップで距離を瞬時に離すことができます。
こうすると敵のほうに再度振り向く手間がなくなるため、回避から素早く攻撃に移ることが可能です。
タイミングが少し難しいですが、強敵相手に有効なテクニックになりますので、狙ってみてはいかがでしょうか。
連続でジャンプすることのできるスピンブーストやスペースジャンプは、
「スピンジャンプ」の頂点から下降中に発動させることができる能力です。
スピンしていないジャンプやジャンプの上昇中などには利用できませんので、
しっかりとサムスの状態を確認してご利用ください。
また、水中では一度目のジャンプの高度より高く飛ぶことはできませんが、
同じ高さを維持して再度ジャンプすることができます。
このテクニックを用いて探索する場所もありますので、水中でも地形を注意深く観察してみてください。
アイテムの中には、スピードブースターやシャインスパークの性能をフル活用しなければ
取ることのできないものもあります。
まずスピードブースターは、ジャンプ、スライディング、キッククライムを行っても継続して使用できます。
また、スピードブースターの状態で使用することのできるシャインスパークを坂道に対して使用すると、
坂に接触した時点でスピードブースターに再度切り替わり、坂を駆け上ります。
そしてシャインスパークは、発動時に飛びたい方向にスティックを入れていれば8方向に飛ぶことができます。
回転ジャンプ中の使用はできませんが、射撃やフリーエイムなどで
回転ジャンプを一度キャンセルさせてからであれば発動が可能になります。
- 開発チームレポート
- 探索を進めるごとにサムスの能力が拡張され、最終的にとても多くの能力が使えるようになるのがメトロイドシリーズの特徴です。
いま使用できる能力やその操作方法はメニュー画面のサムスの状態やミッションログで確認することができますので、行き詰まった場合などは確認してみることも重要です。
各能力は、取得後に有効な敵や場面が登場することが多いので、そのことも覚えておいていただくと攻略につながるかもしれません。
ボスの攻撃は非常に強力。しかも耐久力も高いため、倒すのに苦戦することも多いと思います。
そんなボスでも、何回か戦う中で攻撃の準備モーションのパターンを見つけることができれば、
攻撃を回避しやすくなるかもしれません。
例えば「コルピウス」の場合、尻尾を地面に突き刺す、尻尾でなぎ払いをする、酸の固まりを吐き出す、
といった攻撃を行ってきますが、
それぞれの攻撃発生前の動きやパターンを把握することができれば勝利に近づくと思います。
ボスの動きを慎重に見て、攻略の手がかりを見つけてみてください。
ボスの中には、ピカっと光る攻撃を仕掛けてくるものもいます。
光る攻撃をメレーカウンターで弾き、ひるんだところにそのまま攻撃を当てることができれば、
大ダメージを与えられる「グラブシーケンス」に突入できることに加え、
ミサイルや体力の回復アイテムも入手できますので、メレーのチャンスを見逃さないように注意しましょう。
グラブシーケンス中はビームではなくミサイルを連射するのを忘れないように。
- 開発チームレポート
- 基本的に各ボスには弱点が存在し、急所へのチャージビーム、もしくはミサイルが有効なことがほとんどです。なお、相手に攻撃が当たったときに「カキン」という弾かれているような音がした場合は、ダメージを与えられていません。一部の部位には通常のビームが有効な場所などもあるので、攻撃が当たったときの反応や音を注意深く確認しましょう。ミサイルはメレーカウンターが成功すれば回復しますので、出し惜しみせずジャンジャン使ってください。
強力なボスが多いですが、かわすことのできない攻撃はありません! しっかりと動きを見て挑戦してみてください。
- 開発チームレポート
- サムスの能力を組み合わせることで、より快適なアクションや通常とは異なるルートでの攻略が可能になります。エンディングリワードやチョウゾアーカイブをコンプリートするには、これらのテクニックが必要となりますので、一度クリアをしたという方も、これらのテクニックを使ってもう一度チャレンジしていただけると嬉しいです。
まだ、遊んだことがないという方には体験版も配信されていますので、『メトロイド ドレッド』の操作を体験いただければと思います。
体験版をはじめて遊ぶ方に向けた映像も用意していますので、まだプレイしていないという方はまずはこちらをご覧ください。