『メトロイド ドレッド』の「ドレッド」は「恐怖」という意味。
メトロイドシリーズの普遍的なテーマである「探索」に、
「恐怖」が組み合わさった新感覚のメトロイドとなっている。
- 開発チームレポート
- メトロイドシリーズではこれまでも、プレイヤーに対して驚きを感じてもらうように、いろいろと工夫に挑戦してきました。
そんなメトロイドにとって「恐怖」というテーマは15年以上前から構想していた、いわば因縁ともいえるようなテーマです。
今回の映像で、その一端をみなさんにお見せすることができましたが、サムスを襲う「恐怖」はまだほんの序章に過ぎません。
続きは、また別の機会にお話しします。
生物に寄生して死に至らしめ、
DNA情報を元に擬態する恐るべき生物「X」。
不覚にも寄生されてしまった私は、
「X」の天敵であるメトロイドから生成された
ワクチンにより一命を取り留めたばかりか、
銀河の平穏を脅かすこの生物に対抗可能な
唯一の存在として生まれ変わった。
そしてフルスペック状態の自分自身の擬態
「SA-X」との死闘の末、
ついに「X」を惑星「SR388」もろとも
全滅させることに成功した。
ところが……
時が経ったある日、
あろうことか「X」の存在を示す映像が
銀河連邦本部に送信されてきた。
連邦は発信元と見られる未踏の惑星「ZDR」に、
調査ロボット「E.M.M.I.」7体からなる
特殊部隊を派遣し、実態解明に乗り出したものの、
その部隊は「ZDR」到着後
原因不明のまま消息を絶ってしまった。
果たして「X」は実在するのか?
そして「ZDR」で何が起きているのか?
現地に赴くことができるのは、
「X」への耐性を持つ私をおいて他にはいない……
- 開発チームレポート
- 今回のお話は、初代メトロイドから続くサムスとメトロイドの奇妙な関係に終止符を打つ、シリーズのひと区切りとなる物語となっています。
「ZDR」に「X」は本当に存在するのか? 「E.M.M.I.」がなぜサムスを狙うのか? サムスとメトロイドの宿命がどのような結末を迎えるのか? シリーズを追ってきた方は気になることばかりではないでしょうか?
もちろん、いままでメトロイドをやったことのない方は、プロローグの内容があまりわからなくても、本作だけで充分に理解できるストーリーになっていますので、ここからメトロイドをはじめてもらっても大丈夫です。
銀河連邦による調査用ロボット「E.M.M.I.」。
もともとは未知の生物の捕獲、DNA搾取に特化したロボットだが、
なぜかサムスを
また、宇宙で最も硬質と言われる特殊素材でできており、
サムスの攻撃はまったく効かないため、出会ったら逃げるしか道はない?
- 開発チームレポート
- 「E.M.M.I.」は今回のテーマ「恐怖」の象徴ともいえるキャラクターです。
ロボットであるがゆえに、感情の起伏やためらいは存在せず、捕獲対象に向かって一直線に向かってきて、無慈悲に一撃でとどめを刺してきます。
この無機質な強敵と戦いながら、サムスはミッションを遂行しなくてはいけません。
サムスの基本アクションにも改良が施され、より快適なものになっている。
映像内でも、いくつかのアクションが登場している。
- 攻撃チャンスを作り出す打撃アクション
- 前作『サムスリターンズ』から導入されているが、今回は走りながら行うことができる「ダッシュメレー」も登場。
敵の懐に飛び込みカウンターする攻撃的なアクションが行えるようになった。
- 自由な角度で射撃できる
- 『サムスリターンズ』では立ち止まっての角度調整であったが、走りながらでも進行方向には細かな角度調整が可能になった。
-
新しい移動アクション - 立ち止まらずに、狭い隙間をくぐり抜けることができる。
- 特定の壁や天井にくっつける
- 掴まりながら移動や攻撃、メレーカウンターをすることもできる。
- 開発チームレポート
- サムスの基本アクションについて、よりスピーディで気持ちの良いプレイ感覚になるようにことごとく変更をいれています。
ナンバリングタイトルを作り続けている任天堂のメトロイドチームと、『サムスリターンズ』で『メトロイドII』をリメイクしたマーキュリースチームエンターテインメントが共同で開発することで、『サムスリターンズ』の基本アクションを一層洗練させています。
映像にはほかにも、さまざまなシーンが含まれている。
これらについての詳細は、今後この「メトロイド ドレッド レポート」でご紹介していく。
- 開発チームレポート
- 15年以上構想を続けていた『メトロイド ドレッド』をようやく発表することができました。
今回の記事だけではまだまだ言い足りないので、今後の「メトロイド ドレッド レポート」にもご期待ください。