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ジャンプゲームワールド「JUMP SUPER STARS」大会東京大会(8月17日)
優勝者のマンガデッキ解説
ゲーム画面 ★バトルコマ★
対戦相手が「力」属性のキャラクタを多く使用してくることを予想してか、2体のバトルキャラ(【アラレ5コマ】【ジャガー6コマ】)はどちらも「笑」属性となっています。万が一、対戦相手が「知」属性のバトルキャラを多く使用してきた場合には、知>笑の関係により受けるダメージが1.5倍になる危険性もはらんでいます。
★サポートコマ★
サポートコマは、最低限デッキ構築に必要な1枚に留め、しかも相手にダメージを与えるタイプではなく「必殺魂の回復」という特殊効果をもった【新八2コマ】を採用しています。これは、必殺魂を切らさずに戦い続けることがこのデッキにとっては特に重要であることを示しています。

消費した必殺魂を【新八2コマ】で回復しながら戦うわけですが、必殺魂の回復量がランダムであるため、場合によっては(フキダシの表示回数が1回の場合は)必殺魂を減らしてしまう結果になります。また【新八2コマ】を使用中に対戦相手に邪魔されると回復しないため、いかに相手に気づかれないように使用できるかがカギとなってきます。

★ヘルプコマ★
【アラレ5コマ】の隣に「相性が良い」ヘルプコマ(【千兵衛】【悟空】)を配置しています。これは「ヘルプ効果に期待して」いるのではなく「アラレのJ魂増加効果」を狙ったものと思われます。同様に【ジャガー6コマ】に対して「相性の良い」【高菜】と【ハメ字郎】が隣接するように配置されています。

その他のヘルプコマについては、少ないバトルキャラ数をカバーするため、J魂回復効果【神谷薫】、毒状態などから回復できる【春野サクラ】、一時的に無敵となる【ピッコロ】など、バトルキャラの状態を良好に保つものが採用されています。

またタッチしやすい場所(デッキの左上、右下部分)にこれらのヘルプコマを配置していることも見逃せません。


決勝戦総評
ゲーム画面

優勝者の戦い方は、相手の目の付かないところに移動したうえで【ジャガー 6コマ】の必殺技「スコルパンX」を使用するというもの。【新八 2コマ】を使用して必殺魂を回復させながら戦っています。ジャガーが笛を吹いている間は無防備な状態であり、他のプレイヤーから攻撃を受けると逆に必殺魂を減らしてしまうリスクもあるのですが、優勝者は、無敵となれる【ピッコロ】を使用し(キャラクタの頭上には★アイコン)、最後まで笛を吹ききるというテクニックを見せています。

必殺技「スコンパンX」を使ったポイント稼ぎという正攻法とは言えない戦い方をしていますが、優勝者のキャラクタ操作は非常に巧みで、【アラレ5コマ】で追ってくる相手をけん制しながら逃げるシーンや絶妙のタイミングで"無敵"【ピッコロ】を使用するシーン、これを可能とするマンガデッキのコマ配置など随所に「JSSをやりこんで研究した」と思われる点が多く見受けられました。

入念な研究と練習、そして運の要素(壁が壊れにくい「DIOの館」だったことや【新八2コマ】による必殺魂回復量)も味方につけた「完全な勝利」だったと思います。

大会はまだまだ続くわけですが、この戦法に対する対抗策としては、まず何よりポイントをゲットする技の使用を見かけた場合、即座に邪魔しにいくことです。そうすれば相手は「無敵」などのヘルプコマを使用して対抗せざるを得ません。優勝者のデッキは、必殺魂が無くなると極端に不利になるため、あの手この手で必殺魂を無駄に消費させる手段を考えればよいのです。「必殺技封印」や「サポート技封印」などの追加効果を持ったサポートキャラで相手を攪乱することも効果的かもしれません。





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